地産eco断熱協会 地域の新聞紙を原料とした、断熱材 エコで快適な住まいを実現します。
  • HOME
  •  > 
  • セルロースファイバーとは

セルロースファイバーとは?

木〜紙〜新聞〜断熱材をセルロースファイバー(木質繊維)と称します。
セルロースファイバーは新聞を綿状にした断熱材で様々な太さの繊維が絡み合い空気の層をつくり一本一本の繊維の中にも空気の層が存在します。

断熱材とは?

私たちの身近にある最も熱を伝え難いのは空気です。
断熱材はこの空気を閉じ込め熱の移動を抑えます。

〜紙〜新聞〜断熱材

木の成分
セルロース(骨格) ヘミセルロース(接続) リグニン(空隙充填)

木の成分の中で吸放湿するのはセルロース(多糖類の炭水化物)です。

しさやもりがあり時に人をしてくれます

木は気体のまま水分を蓄え自然に一定の湿度(吸放湿性)を保ちます

木の柱1本に凡そ6リットルの水分を気体のまま蓄え、柱1本あたり3リットルが吸放湿します。
生木には多量の水分が含まれており含水率100%が普通とされています。
(※含水率100%とは20kgの木材に20kgの水分が含まれ合計40kgの場合を指します)
20kgの木材に6kgの水分が含まれていれば含水率は30%となります。

木造の建物は心身にプラスの効果を与える傾向があります

木造の学校にいじめが少ないことや木をたくさん使った老人ホームに
インフルエンザや不眠症が少ない調査結果があります。

※全国福祉協議会/林野庁の調査結果

私たちは潤いを必要とします

赤ちゃんの肌はいつも潤っています。
女性は潤いを保つ(保水)化粧品を求める方が
たくさんいらっしゃいます。
人が潤いを必要とするなら、
人のまいにもまた、いは不可欠です。

木材をたくさん使った家は湿度の変動が小さくなります

木材の割合が多い建物は、木材の調湿作用により
湿度の変動が小さくなることが知られています。
季節問わず、安定した湿度の中で快適な生活を
実現しやすくなります。

 

木製のおひつ/ごはんがうまい

おひつとご飯が水分のやり取りをします。
炊飯器からごはんをおひつに移していただくと木の調湿性に驚きます。

 

家は、その土地に育った木を使うのが一番良いとされています

私たちの住まいに使われる木は50年〜100年育ったものです。
山で育った以上の寿命に住みつなぎたいものです。

木〜〜新聞〜断熱材 

木材を細かく砕き水に薬品を加えて溶かし、
その中からセルロースとへミセルロースを取り出すと紙の原料であるパルプになります。

紙の原料の殆どは古紙(約60%)と木材から作り出したパルプ(約40%)です。

古紙パルプというと汚い印象がありますが家庭の洗濯よりも高性能の洗浄工程で処理されています。
紙は水につけて強く混ぜると結合が解消して繊維が水の中でバラバラになります。
これを離解といいこの性質が紙のリサイクルにつながります。

紙10kgを燃すと紙の中の炭素が空気中の酸素と結びつき、約15kgの二酸化炭素が発生します。


紙のリサイクルは地球資源の延命にも寄与し地球環境の保全につながります。

木〜紙〜新聞〜断熱材

新聞古紙から新聞が作られています。
新聞発行部数は約5000万部/日 配合率の7〜8割は回収された新聞が占めています。

循環型社会形成推進法の基本となる3R(制定2000年)
リデュース Reduce 廃棄されたものを再生利用(再資源化)する
リサイクル Recycle 使えるものは再利用する
リュース   Reuse なるべくゴミを出さない(再生抑制)

 

木〜紙〜新聞〜断熱材

新聞断熱材にした経緯

新聞や電話帳を燃すのがもったいないことから、
1940年代にアメリカの鉱山資源省と電力会社の協力によって製造が始まりました。

セルロースファイバーの製造

家庭からの新聞と駅売店や新聞販売店などで売れ残った新聞(残紙)で製造します。

セルロースファイバーの製品配合
新聞80% ホウ酸+ホウ砂=20%

  

最初の工程で新聞を名刺サイズにカットして次の工程で繊維にします。

よくあるご質問

新聞は燃えそうですが?
難燃性の添加剤、ホウ酸により防火性が高く、1300℃の炎を受けても表面が炭化する程度で済みます。
ホウ酸の全性は?
食卓にある食塩と同じようなもので医療にも使われる安全なケミカルです。

  
※写真:ホウ酸の採掘場と精製工場 アメリカ/カリフォルニア

ホウ素は、私たちの健康にとって大切な微量栄養素です。
成人は水や食事から1日 1〜3mgのホウ素を摂取します。
ホウ素は植物の生育に不可欠で毎年3000トンのホウ酸塩が果樹園や野菜畑に微量肥料として散布されています。
また、全国で毎分2800トンの温泉が噴き出しています(環境省データ)が、温泉は40〜50ppmのメタホウ酸を含んでいます(中央温泉研究所)。
新聞のインクの安全性は?
日本の新聞はほとんど植物性インクを使用しており、揮発性もなく安心です。
壁のセルロースファイバーは経年と共に沈降しませんか?
施工密度55kg/m3以上で沈降はありません
建物を解体する時、断熱材は?
吸い込んで紙製の袋に詰め込みます。セルロースファイバーは自然に地に還ります。
製造物の最終投棄が安全・安心・安易・安価であることはとても大切なことだと考えております。

高い性能を持つセルロースファイバー

JIS-A-9523 吹込み用繊維質断熱材
公的試験機関において必要とする性能試験項目

密度 熱伝導率W/(m・K) 吸湿性(%) 防火性 防かび性 撥水性
天井用 25kg/m3
屋根・床・壁 40〜60kg/m3
0.040以下 15以下 難燃3級に適合 菌種の発育がない 沈んではならない

断熱性

JIS-A-9523 熱伝導率 0.040W/(m・K)

熱伝導率とは物質の熱の伝わりやすさを示す値
〈値が小さいほど断熱性能が高い〉

熱還流率の求め方
断熱材の厚み(柱厚)mm÷熱伝導率W/(m・K)=熱抵抗値(R値)(m2K/W)
1÷熱抵抗値=熱還流率(U値)(W/m2・K)

熱伝導率の比較
空気
0.024
セルロースファイバー 0.040 木材
0.14

0.58

83.5
単位はW/(m・K):読み方はワットパーメーターケルビン

防火性 

JIS-A-1321の試験方法で難燃3級をクリア

防火地域への対応は耐火面材や
サイディングを併用することで可能となります。

撥水性

吹込み用繊維質断熱材に撥水性が必要と定められていますが
私たちはセルロースファイバーの呼吸機能を損なうため基本的に撥水剤(ろうそくの粉のようなもの)を添加しません。
先進国の欧米においても撥水剤の添加はありません。

撥水性を必要とする根拠は天井の雨漏りの時に撥水剤で被害を最小限にとどめるとした経緯がありますが、
実際は製造や施工に大小のパイプやホースを使います。
これらを円滑に行うための添加剤と防かび性試験をクリアするための撥水剤にありました。
防かび性試験はセルロースファイバーを水で洗い流してから試験を行います。

撥水剤でセルロースファイバーに膜をつくる(呼吸機能を損なう)ことで防カビ試験をクリアしていましたが
最近は水で洗い流す方法を取りやめています。
私たちはJIS品の指定があった優遇関係等の措置には撥水剤を添加します。

セルロースファイバーの特質

防音性

ピアノのレッスンやホームシアターが気兼ねなく楽しめます。
高い吸音性でリフォームに高い評価を得ています。

また、浴室やトイレの壁にも、気になる音を抑えます。
一部屋だけのリフォームもリーズナブルな価格で賜ります。

音とは?

振動が音波となって聴覚に伝わる現象が音です。空気のない空間では音は聞こえません。

遮音 音を透過させず音の漏れや侵入を防ぐ
吸音 音の反響を小さくする
防振 振動を抑える
※遮音を強化すると部屋の中で音が反響し音が聞き取りにくくなる場合があります。
音を楽しみたい時は適度の吸音が大切です。

調湿性

快適で長持ちする住まいは湿気対策にあります

一般的な4人家族の住まいで1日に水蒸気量が約4リットル放出されます。
快適な住まいの条件に温度・光・音等々がありますが、湿度が程よくなければ快適になりません。

卵殻は呼吸することで命を保護しています

卵殻は、たまご内部を保護し約94%が炭酸カルシウムでできていて
厚さ0.26〜0.38mmの多孔質です。
その気孔の数は7,000〜17,000個もあり
この気孔で呼吸に必要な酸素を取り入れ内部で発生した炭酸ガスの排泄を行っています。
住まいの壁も呼吸する断熱材をお勧めします。

セルロースファイバーは木にある機能(吸放湿性)で室内空気をデザインします

安全性

シックハウス症候群の対策として建築基準法によりホルムアルデヒドを放散する建築材料の使用制限が設けられています。
(放散特性試験F☆☆☆☆放散速度が5以下)
セルロースファイバーは無垢の木と同じ扱いでF☆☆☆☆以上の安全な断熱材です。

地産エコ新聞   関連書籍のご紹介
お問い合わせ・資料請求   断熱工事・リフォームのご依頼